クリスマスの真相に迫ってみる
美術ヌードモデルで男の娘の春海です。
年末と言えば、クリスマスですよね。
街は、クリスマス一色に染まります。
ところで、このお祭りの起源を知っている人は
どのくらい居るでしょうか。
誰もが、イエス・キリストの誕生日だと思って
お祝いをしていますけど、本当にそうでしょう
か?
今回は、クリスマスについて深く考察していき
たいと思います。
イエス・キリストの誕生日はいつ?
ちょっとエッチなミニスカサンタにコスプレし
た僕。股間をギリギリでカットしているのが残
念!チラ見せしているとこが可愛いです。
アンダーヘアーの無いツルツルの股間が綺麗で
すね。
こうして長いウイッグを着けてアソコを見えな
い様にすると女の子みたいです。
もうちょっと下を見たい。そんな読者も多いの
ではないでしょうか。いずれギャラリーを作成
した時に見せますね。ボカシ有りだけど。
おっと、今回は、エッチな話題では、ありませ
ん。クリスマスの真相に迫る話しです。
現代では、世界中で(やらない国もある)12
月になるとクリスマスイベントが行われていま
す。
クリスマスをやらない国の代表は、サウジアラ
ビアです。イスラム教だからです。
そしてキリスト教国のフィリピンは、なぜかや
らない人も居ます。厳密に言うと、キリスト教
徒の中でもイグレシア・ニクリストという人た
ちです。
なぜキリスト教なのにクリスマスをやらないの
かというと「聖書に書いていないから」だそう
です。
んんっ?掘り下げる前にクリスマスの真実が、
チラ見えした感じがします。
日本で最初のクリスマスは、1552年に山口
県で行われたそうです。
しかし、その後キリスト教の弾圧、鎖国とクリ
スマスを祝うことは、無く1900年代から海
外のマネをして始まったようです。
12月24日のクリスマス前日には、ケーキや
チキンを食べて、クリスマスプレゼントを楽し
みに眠りにつく楽しい日ですよね。
敬虔なクリスチャンにとっては、イエス様の誕
生日を祝う重要な行事です。
一般的にクリスマスは、イエス・キリストの誕
生を祝う祭りとされています。
ところで、イエス・キリストの誕生日は、本当
に12月25日なのでしょうか?
えっ?と驚く人も居るでしょう。恐らく大半の
キリスト教徒さえ、12月25日は、イエス・
キリストの誕生日だと、なんの疑いもなく信じ
ているのではないでしょうか。
実は、聖書には、イエス・キリストの誕生日は
記されていないんです。
イエス・キリストの誕生を伺わせる記述は、ル
カによる福音書2章の8節~にあります。
簡単に略して書くと「羊飼いたちが野宿して羊
を夜通し番をしていると、主の天使が近づき、
周囲を照らした。そして、今日救いの主が生ま
れる。この方こそメシアであると告げた。」
と、イエスの誕生を思わせる記述があります。
野宿しているので、寒い冬ではない様です。
この他にも、聖母マリアの懐妊は、BC3年の
12月の4週目。その280日後は、BC2年
の9月29日前後なので、どうやら誕生日は、
12月25日ではない様です。
それじゃ、12月25日って何の日?
それは、実に複雑な、違う宗教が絡み合った日
にちだったのです。
まずは、古代ローマでは、12月25日は、ミ
トラ教のミトラスを祝う日です。
この神様は、元々BC1500年~のインド系
のバラモン教の神、アーディティヤ神群の一柱
です。こちらは「ミトラ」です。
ゾロアスター教にも出て来る神で太陽神です。
古代ローマは、元々は、ローマ神話やミトラ教
などの多神教国家です。
そしてクリスマスのどんちゃん騒ぎの由来は、
12月17日~23日までのサトゥルナーリア
祭りの名残。こちらは、農耕神サトゥルヌスを
祝う祭りだったそうです。
キリスト教が、ローマの国教になってから、以
前からあった風習が融合してクリスマスになっ
たようです。
因みにこの行事の神「サトゥルヌス」は、英語
読みでは「サターン」土星の守護神です。
ギリシャ神話の「クロノス」と同一視されてい
ます。
この神様、石像がバチカン美術館に保存されて
いるのですが、佇まいが尋常じゃないくらい怖
いお姿です。
正直、見ていて怖い。とてもクリスマスの楽し
さとは、相容れない姿です。
悪魔チックな容貌です。
そして、サトゥルヌスは、ギリシャ神話では、
生まれて来る我が子に殺されると思い、5人の
我が子を飲み込んだ怖い神様です。
「我が子を食らうサトゥルヌス」
フランシスコ・デ・ゴヤ:プラド美術館
絵で見ると恐ろしいですね。
この神様は、キリスト教の神智学では、「サタ
ン」と同一視しているそうです。
ん~、なんだか怪しい雰囲気です。
クリスマスをキリスト教的なものにしたのは、
西暦313年に、ローマ帝国がキリスト教を公
認した後の事です。
西暦354年、ローマ司祭リベリウスが、キリ
スト教の布教拡大を狙って、12月25日をイ
エス・キリストの誕生日にしたようです。
これらのことから、12月25日は、イエス・
キリストの誕生日では、ないようです。
サンタさんは、実は怖い存在!
クリスマスといえばサンタさん。
子供たちがプレゼントを楽しみにしているサン
タさん。今では、すっかり良いお爺さんという
雰囲気が定着しています。
あの赤い服は、割と近代のことで、あのコカコ
ーラ社が、宣伝のために導入したのが始まりだ
そうです。
ところで、クリスマスに付き物のサンタさん。
この正体を知っている人は、少ないのではない
でしょうか。
サンタさんの起源とされるのは、キリスト教だ
と西暦270年頃の聖ニコラウスの伝承です。
聖ニコラウスは、ある時、貧しい家で売られそ
うになっている女の子を助けるために、煙突に
金貨を投げ入れ、たまたま乾かしていた靴下に
入り、売られずに済んだという話しで、子供の
守護神になったという温かい物語です。
それと、もう一つは、たまたま聖ニコラウスが
肉屋で塩漬けにされた3人の子供の肉を見つけ
蘇らせたという、ちょっとグロイ話しです。
画像:ウィキペディア
二つ目の話しは、普通の日本人なら「え~」と
なる話しかもしれませんが、外国では「人」の
肉を食べるというのは、珍しい事では、ありま
せんでした。
中国では「人肉食」に関する文献が多く残され
ていて、肉屋で人の肉が売られていることは、
普通で、子供や女性は、値段が高かったそうで
す。それも文化大革命のころまで続いていて、
近代でも死産した胎児を食べたという話もあり
ます。
気持ち悪くなるので、人食いの話しは、このく
らいにしておいて、サンタさんの話題に戻りま
しょう。
まず、クリスマスは、イエス・キリストの誕生
日ではないことを前章で書きました。
なぜ、12月25日を別な宗教や風習とゴッチ
ャにしたかというと、キリスト教を広く布教す
るためです。
あのローマ帝国でさえ、元々違う宗教の祭りを
イエス・キリストの誕生日に挿げ替えたくらい
です。それは、世界各地で行われます。
拡大していくローマ帝国に支配されていく異民
族の土着の宗教が、キリスト教に融合されてい
くのは、必然でした。
その中にゲルマン地方がありました。
ここでは、冬至になると木に生贄を吊るす儀式
や、ワイルドハントという悪霊たちが大暴れす
る時期に、太い丸太に飾り付けをして暖炉にく
べて悪霊が通り過ぎるのを待つという風習があ
りました。
これが、クリスマスツリーやブッシュドノエル
というケーキの原型です。
ワイルドハントは、日本で言えば百鬼夜行みた
いなもので、出会うと異界に連れていかれます
ので、この時期は、家に閉じこもって嵐が過ぎ
去るのを待ったそうです。
そしてこの時期、サンタさんの様に家々を訪れ
るモノが居ました。
それは、良い子には、褒美をくれるけど悪い子
は、さらっていって腹を裂き石を詰めて井戸に
沈める「クランプス」や「ペルヒタ」といった
化け物です。
その容貌は、ツノが生え、口が裂けて牙をむき
出しにし、恐ろしい形相でヤギやヒツジの皮を
被った、おどろおどろしい姿でした。
「クランプス」:ウィキペディア
日本で言えば、秋田の「なまはげ」みたいな存
在でしょうか。
「悪い子は、いねが~!」と、家々を巡り、子
供が、それを見ると本気で泣き叫ぶという祭り
です。
これがサンタさんの原型になっている様です
現代の商業ベースで広められているサンタさん
のイメージとは、全然違うものですが、ヨーロ
ッパのクリスマスカードには、この怖いサンタ
さんが頻繁に登場しています。
ところで、サンタさん。一文字入れ替えると違
うものになってしまいます。
SANTA→SATAN
日本語でも、サンタ→サタン
単なる偶然でしょうか?
何だか怖いですね。何か陰謀めいたものを感じ
てしまいます。
キリスト教は、色んな宗教のミックス
キリスト教は、元々ユダヤ教の一派です。
ヤハウェイを唯一神としながら元々は、ウガリ
ット神話をベースにしているので本来は、多神
教です(旧約聖書の元になっている説)
そもそも、一神教と言われるキリスト教ですが
「父と子と精霊のみ名において・・・」と言わ
れるくらいですから、神様チックなものが混然
としています。
まあ、ベースがウガリット神話ですから無理の
ない話しです。
ウガリット神話は、更に古くは、シュメール神
話をベースにしています。
元々多神教だったものを無理やり神は一人とす
るところに無理があるのでしょう。
所謂アブラハムの宗教は、同じ神様を崇拝しな
がら宗教対立が現代でも続いています。(ユダ
ヤ教、キリスト教、イスラム教のこと)
一神教は、唯一神なので、他の神を受け入れる
寛容性がありません。そこが、争いの原点とな
っています。
神が一緒なのに、旧約聖書を中心に信じるか、
メシアを信じるか、預言者の言葉を信じるかで
さえ争いが生じています。
世界には、様々な宗教があって対立もしていま
すけど、原点を辿れば、一つの宗教にたどり着
くのではと思ったりします。
イエス・キリストは、ユダヤ教徒です。
その死後、弟子たちが、イエスを救世主と崇め
広めていったのがキリスト教です。
ユダヤ教は、ユダヤ人が、やれエジプトだ、バ
ビロンだと捕囚されていたので、長い年月の間
に、その土地その土地の宗教に影響されていた
ことは、疑う余地がありません。
そして、ローマ帝国は、インドのミスラ神を主
とするミトラ教で、多神教国家でした。
勢力を拡大するキリスト教を国教にした、ロー
マ皇帝コンスタンティヌス1世は、キリスト教
の洗礼を受けずにミトラ教の大神官のままだっ
たと言います。
ミトラ教は、インドの古代宗教。聖典リグ・ヴ
ェーダに登場する神様を崇めています。
リグ・ヴェーダは、BC1500~1000年
に編纂されたという、かなり古い聖典です。
世界最古の宗教といわれるゾロアスター教にも
ミトラ神は、登場しています。
このミトラ神は、仏教でマイトレーヤとなり、
日本では、弥勒菩薩として伝わっています。
ちなみに、ウガリット神話のバアル神は、日本
では、牛頭天皇(ごずてんのう)またの名をス
サノオとして荒ぶる神として伝わっています。
キリスト教に出て来る堕天使ルシファーは、日
本では、国常立尊といったところでしょうか。
宗教の原点を辿っていくと、類似点が見いだせ
るのが面白いところです。
面白い事は、各地域に古い宗教を持ちながら、
現代では、12月25日にクリスマスを祝うの
が、世界共通なことです(注:やらない宗教も
あります)
「八百万の神」が居る日本なら、外国の神が一
柱や二柱増えたところで、寛容に受け入れ溶け
込んでしまうのですが、世界中が、意図的に創
造された祝日を祝うのは、奇妙だと思うのは、
僕だけでしょうか。
旧約聖書のエレミヤ書では、こう言っています
「異邦の人の道に倣ってはならない」
そう言いつつ、原点が古い多神教をベースにし
たユダヤ教から発生したキリスト教。
すでに、クリスマスで異邦うの道に倣ってしま
っているのは、これ如何に。
「清し、この夜♪」なんだか嘘っぽく思える。
なんだか、ゴチャゴチャで解らなくなってきま
した。
仕掛けられている悪魔の罠
画像:ウィキペディア
ニムロッド(ニムロド、ニムロデ)という人を
御存じでしょうか。
旧約聖書の10章に登場し、クシュの息子で、
その父は、ハム。その父は、ノアと記されてい
ます。
かの有名なバベルの塔を考案した人です
因みに、彼の誕生日は、12月25日とされて
います。
おっと、怪しい雰囲気が漂ってきました。
この人は、バビロンの神ターンムズの生まれ変
わりとか、ウガリット神話のバアル神の化身と
言われ=悪魔とされています。
バベルの塔の話しは、有名ですよね。
神の世界へ届く塔を作ろうとしたら、神の怒り
に触れてぶっこわされて、人々は、各地にバラ
バラにされて言葉も違う世界になっちゃったと
いうやつですね。
ニムロッドは、初めて「神」に反逆した者とし
て悪魔の烙印を押されました。
12月25日は、ニムロッドの誕生日。つまり
クリスマスは、実は、悪魔を祝う祭りだったん
ですね。
表面的には、楽しいお祭りでも、実際は祟り神
を鎮める祭りだったりは、日本でもあります。
しかし、クリスマスは、地球規模で宗教の枠を
超えた一大イベントです。
それも、現在の形になったのは、割と最近のこ
とです。
もしかすると、現代でも古代の密教、悪魔崇拝
が密かに息づき、生贄の儀式をしているのかも
しれませんよ。
そうした秘密組織が地球征服を企てて人々を洗
脳しているのかもしれません。
生贄の儀式は、カニバリズム(人肉食)が訛っ
てカーニバルになったのかも・・・そう思うと
恐ろしいですね。
有名なイルミナティーやフリーメーソンなどの
悪魔と契約している人たちの企みで、世界中が
悪魔を祝う様に仕組まれているという可能性も
あります。
悪魔は、人知れず人の心に入ってきます
そんな風に考えると、クリスマスも奥が深く怪
しい儀式に感じるかもしれません。
まとめ
日本では、古来より怨霊や鬼を祀る寺社がたく
さんありますし、それらを鎮める祭りも多く残
されています。
「悪魔」=悪い物というのが世界の常識ですが
日本では、悪魔も神様の一員。荒ぶる神も神な
ので祀るのがごく自然な考えです。
クリスマスは、そうした荒ぶる神を鎮める祭り
だとするなら、それはそれで良いのかなと思う
けど、我々が知らない世界で、密かに陰謀が画
策されているとしたら嫌ですよね。
もし悪魔の計略だと知っても、今更クリスマス
を祝うのを止めるという人は、ほぼ居ないので
はないのでしょうか。
何が真実なのかは、神のみぞ知る。
クリスマスを祝う時には、その歴史的背景にも
思いを馳せてみては、いかがでしょうか。