様々な愛のカタチ。序章
美術ヌードモデルで男の娘の春海です。
僕には、彼氏が居ます。つまり同性愛です。
ゲイという訳ですが、二人とも本来同性愛志向
を持たない普通の男性でした。
それが、僕の女装に惹かれて彼が僕を好きにな
ってしまいました。
僕が女装なので、見た目は、普通のカップル。
でも同性愛には、変わりありません。
そんな僕たちの愛の始まりについて書いてみた
いと思います。
ヌードが出て来るので、不快に思う方と18歳
未満の方は、ご遠慮ください。
彼との出会いは、合コンです
彼との出会いは、女友達がセッティングした合
コンでした。
僕は、女装で参加しました。男性陣には、女子
の中に一人男の娘が混じっていると開催前に告
げてあります。
女子2人プラス僕と、男性3人。
男性陣は、誰が男の娘かと値踏みしています。
しかし見分けがつかない様です。
女声が出る僕は、露出の多い服装も相まって、
「男」の対象から外れている様です。
仕草や話し方も出来るだけ女性っぽく振舞って
いるので完全に僕を女だと思っている様です。
僕より背の少し高い女友達のほうが疑惑を持た
れている感じです。
イラストイメージですが、こんなあざとい恰好
の僕。完全に女だと思われていたみたいです。
顔は、イラスト合成アプリなので似ています。
肩の出たニットにミニスカートは、男子が大好
きな取り合わせです。
この時、彼は、僕をチラチラ見ていました。
他の男子より口数が少ない彼は、周りの男子の
後押しで僕と会話するようになります。
ドライブが好きということで話は、盛り上がり
ついには、ドライブに誘われました。
後で聞いた話しでは、彼の恋人探しがメインの
企画だったようです。
この時、僕がまさか「男」だという事に気づい
ていなくて申し訳ない気分でした。
純粋にデートを重ねる二人
話しの合った彼とドライブ。
合コンでは、まだ正体を言っていません。
初めてのドライブは、パワースポット好きの僕
に合わせて埼玉県の秩父にある三峰神社に彼の
車で行きました。
白い日産R34スカイラインGT-R。
僕の好きなスポーツカーです。
彼は、走屋なんですが、ドライブデートの運転
は、スムーズで快適でした。
ミニスカートから伸びる白い美脚に彼の視線を
感じながらのドライブ。
合コンの時もそうですが、僕は、女声を出せる
ので、まだ男だとは、気付いていない様です。
お互いに車好きでドライブが好きということも
あって、車中では、和やかに会話が進みます。
パワースポットを時間をかけて巡り、駐車場で
しばし温かい缶コーヒーを飲みながら休息。
僕は、この時、意を決して自分の正体を明かし
ました。
引かれるか怒られるかと緊張しました。
彼は、しばらく驚いた表情で僕の顔を見つめて
いました。そして、フッと笑顔になると、
「もし、君がよかったら、このまま付き合って
もらってもいいかな?」
と、真剣に言ってきました。
「僕、オトコだよ。それでもイイの?」
「だって、俺の好みだし可愛いから・・・俺、
男に趣味は無いけど、なんだか君に惹かれてし
まったんだよな。」
僕は、黒目勝ちの瞳で彼の目を見つめ、
「僕で、よかったら・・・でも、僕も男の人が
好きじゃないけど、それでもイイ?」
と、返事しました。
お互いに同性愛志向じゃないのに、お付き合い
をするという不思議な巡りあわせです。
それからというもの、真面目に何度かデートを
重ね、お互いの事を知るようになりました。
見た目は、僕が女装なので仲睦まじい普通のカ
ップルです。
僕は、仕事のことを聞かれて正直に美術ヌード
モデルをしていることを話しました。
彼は、かなり驚いていましたけど、素晴らしい
仕事だと言ってくれました。
彼は、プログラマーでほぼ自宅仕事です。
3LDKのマンションで一人暮らしの独身貴族
です。僕は、ヌードモデルの仕事が無い時は、
足しげく彼の家に通う様になりました。
ヌードでデート
そんなある日のことです。
ドライブ中に、彼が、僕のヌード写真を撮って
みたいと言ってきました。
僕は、少し躊躇しましたけど、彼の真面目な態
度に応じることにしました。
撮影は、本格的にスタジオをレンタルして行う
ということです。彼は、写真も趣味です。
撮影当日。僕は、緊張していました。
普段、美術ヌードモデルで脱いでいるのとは、
訳が違います。
一応恋人の前で初ヌードの披露です。
スタジオに撮影機材をセッテイングしている間
に、僕は、スタジオの隅で服を脱ぎ裸になりま
した。
「脱いだよ。」
「うん。流石プロのヌードモデルだね、すごく
スタイルがいいね。オッパイなんか本物の女性
みたいだね。」
「あ、ありがとう・・・」
「アソコ、綺麗で可愛いね。」
「ホントに男の子の僕でイイの?」
「ああ、女装してれば男だって分からないし脱
いでも女性的だから俺は好きだよ。」
僕は、彼に裸を見られ告白されて照れます。
そして撮影開始。彼は、僕のヌードをファイン
ダー越しに、つぶさに観察します。
フラッシュとシャッター音の中で、僕は、ポー
ズを取ります。
同性とはいえ、自分だけ裸。
ちょっと恥ずかしい。
彼の熱い眼差しが肌に降り注ぎます。
普通のカップルならセックスで互いの裸を見る
ことになるのですが、僕は、デートでヌードを
披露することになりました。
初めてのヌード撮影のあと、僕は、彼の家でも
余った一部屋を撮影室に改造して彼のヌード撮
影をしたい要望に応えました。
彼は、僕の裸を見れて大満足の様です。
でも、裸になるというのは、男の子の印が見え
ちゃう。それを彼は、どう思っているのか。
僕は、ヌードでポーズを取りながら複雑な気分
でした。
本当に彼女がオトコで良いのか。
まだ同性愛に対して違和感を覚える僕は、何と
も言えない気持ちでした。
エスカレート
ヌード撮影を何度かしたある日です。
彼のオウチで、再びヌード撮影をしている時の
ことです。
「あ、あのさ。一人エッチしてみてくれないか
な。感じている表情を撮影してみたいんだけど
いいかな?」
彼は、赤面しながら真面目に聞いてきます。
「えっ、一人エッチ?は、恥ずかしいよ。」
「見てみたいな。〇〇の一人エッチ。」
僕は、遠くを見る視線でちょっと考えると、
「振りだけでもイイ?」
と、言いました。
「振り?」
「うん、一人エッチの演技。だって、精子見ら
れるの恥ずかしいんだもん。」
「それでもいいよ。」
僕は、意を決すると、M字開脚に床に座ると両
手で乳首をいじり始めました。そして、上目使
いに悩ましい表情で彼を見つめます。
意に反して、身体は素直に反応します。乳首は
硬くなり乳輪はプツプツに隆起して、股間の可
愛い色白の包茎の男性器は、ムクムクと8セン
チほどに大きくなります。
僕は、喘ぎ声を堪えて一人エッチをします。
彼は「セクシーだね」と言いながら様々な角度
から撮影します。
しばらくすると僕の大きくなっても包皮を被っ
た先端が透明な粘液で濡れてきます。それは、
先端から溢れ出て糸を引いて滴ります。
20分くらいした時、僕は、
「ねえ、もう止めてイイ?」
と、彼に黒目勝ちな瞳で訴えかけました。
「このままだと精子でちゃう。」
「いいよ。じゃあ、その代わり、お願いなんだ
けど、オッパイ触らせてもらっていいかな。」
「えっ!う、うん、少しならイイよ。」
僕は、頬を赤らめて答えました。
彼は、ニコッとするとカメラを床に置き、僕の
背後に座り、僕の胸を両手で軽く揉む様に触っ
てきました。
彼の手の平が乳首に触れて、僕は思わず「ああ
っ」と喘ぎ声を漏らしてしまいました。
彼は、手の平で回すように胸を撫でます。
「ああっ、ダメッ、感じちゃう・・・」
「気持ちいい?」
「うん。でも恥ずかしい・・・ああっ」
彼は、僕の小さなオッパイを揉み、乳首をツン
ツンと刺激してきます。
僕は、堪らずに身をくねらせます。
そうしてしばらく僕の胸を触ると、彼は、おも
むろに僕の股間の大事な部分に手を伸ばしてき
ました。
触れられた瞬間、電流の様な快感が走ります。
「あっ、だ、だめっ、精子出ちゃう・・・」
「ほら、こんなに硬くなってる。射精したいん
じゃないの?出してあげる。」
と、言いながら僕のアソコの包皮を捲るように
指先で優しく上下してきます。
(ああっ、アソコ男の人に触られちゃった)
僕は、この事態を想定していなかったので、成
すがままに彼の手技で快感に浸ります。
そしてムニュムニュと有り余った包皮を上下に
捲り続けて5分。僕は、股間の奥が、ムズムズ
してきました。
「あっ、ダメッ、あああイクッ!」
僕は、彼の刺激で堪らずに絶頂を迎えました。
桜色のカメさんの口から、大量のネットリとし
たミルクが高く宙を舞います。
「おおっ、出た!やっぱり男の子だね。」
彼は、その様子を肩越しにじっくりと見つめて
いました。
自分の体内から出た大量のミルクに僕は、恥ず
かしく身を固くして呼吸を整えました。
(あ~あ、精子を見られちゃった。)
僕は、全てを彼に見られて、気持ちになんだか
変化が起きたのを感じました。
僕、初めての男性経験
「ごめんなさい。床、汚しちゃった。」
「いいよ。今、ティッシュ取ってくる。」
彼が、立ち上がったその時です。
僕は、パンパンに膨らんだ彼の股間を目にして
不意に彼に追いすがるようにすると、彼の股間
の膨らみに手を当てて撫でました。
「わあ、大きい・・・」
そして、膝まづいて上目使いに言いました。
「ねえ見せて。今度は、僕が出してあげる。」
そう言って、僕は、鼓動が高鳴りました。
(何を言っているんだろう僕・・・)
自分でも分からない衝動でした。
「いいの。嬉しいな。じゃあ、脱ぐね。」
彼は、まさに脱ぎ捨てるように素早く全裸にな
りました。
ビヨ~ンと飛び出て来る彼のアレは、薄い褐色
で全部剝けていて大人っぽい恰好のいい形。
僕は、膝まづいて、それに両手を添えました。
「わぁ、カタイ・・・それに大きい。」
16センチほどでしょうか。僕の倍は、ありま
す。大きくなった他人の男性器を間近でこうし
て見るのは、初めてです。
僕は、少女の様にときめいて、静かにその先端
を口に含みました。
乾草の様な甘い香ばしい匂いがしました。そし
て、先端の割れ目からは、ほんのりショッパイ
粘液が溢れ出ています。
僕は、夢中で彼の大事な部分を口に含み出し入
れしました。アレの全体を舐めたり、タマタマ
の袋に触れたりもしました。
気分は、女性です。
ングッ、ングッ、ングッ
もう僕は、彼のアレに夢中です。同性の性器を
愛撫しているという感覚は、薄れ、彼に奉仕し
ている気分でした。
そうして20分ほど。
僕の口の中に生暖かいものが溢れてきました。
(彼のミルク!)
それは、ほろ苦く薄甘く、青臭い香りです。
僕は、口を離し上目使いに口を開けたままで彼
を見上げました。そこには、気持ちよさそうに
嬉しい表情の彼の顔が見えました。
僕は、彼のミルクをゴックンしました。
すると、彼は、しゃがんで僕を抱きしめてきま
した。
「〇〇のこと、本当に好きだ。」
「僕も、◇◇のこと好き・・・」
そして二人は、初めて口づけを交わしました。
同性とのキス。でも嫌な感じはありませんでし
た。ごく自然な感じです。
愛が芽生えた瞬間でした。
まとめ
同性愛。まさか僕がそれをするとは、実は、夢
にも思いませんでした。
女装して男心を誘惑した僕ですが、それ以上に
発展するとは、想像していなかったんです。
それが、彼の大事な部分を口で愛撫する。
そんなことをするなんて自分でもよく分からな
い衝動でした。
今では、すっかり彼のことを愛している僕です
が、初めてのセックス?は、成り行きでした。
自分でもなぜ、そんな行動に走ったのか不思議
な感じでした。僕の心の中の女性性にポッと火
がついた感じがします。
愛は、男女問わず存在する。
それを実体験して同性愛へと導かれる僕。
彼氏の深い愛情をしっかり受け止めたいと思い
ました。